オメガ3脂肪酸は、ダイエットの強い味方です!積極的に取りたい油です。
しかし、ダイエット中にカロリーの高い油を避け、脂質を極端にカットしてしまう女性がいます。
じつは、油は体に大切なもの。
脂質が足りないと、髪はパサパサ。生理不順など、ホルモンバランスにも影響します。
ダイエットで痩せる体をつくるために、オメガ3脂肪酸は強い味方です。脂肪を燃やすのを助け、太りにくい体になります。
「よい油」をとれば、肌もつやつや。理想の美ボディが手に入ります。
オメガ3脂肪酸とはいったい何か?キレイになる油の効果や上手な摂り方をご紹介します。
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オメガ3脂肪酸とは?食べてキレイになる油の効果!
ダイエット中は、カロリーが気になりますよね。
タンパク質たっぷりの鶏胸肉や卵を食べたり、油物を控えたりと、ヘルシーな食生活を心がけると思います。
けれど、カロリーを減らそうとむやみに脂質をカットしてしまうのは、実はダイエットには逆効果!脂質は、体の粘膜や皮脂を保護する働きがあります。
食事に油が少なくなると、髪はパサパサで肌はガサガサ。おまけに代謝がおちて、なかなか痩せにくいなんてことも。
油は、痩せようとする体作りの「敵」ではありません。
上手に「よい油」をとることで、脂肪を燃やし太りにくい体をつくることができるのです。
オメガ3脂肪酸に期待できる、ダイエット効果
- 体脂肪が燃えやすく、痩せやすい体に
- 肌や髪がつやつやに
- 血液もさらさらに
- 花粉症などの、炎症をおさえる
このように、よい油を選ぶことで、ダイエットの味方になってくれます。
痩せやすい体になるサポートをしてくれるのが、オメガ3脂肪酸です。
オメガ3脂肪酸は、体内では作れない栄養素のため、意識して積極的に食事からとる必要があります。
魚やえごま油など、オメガ3脂肪酸が多くふくまれる食品を、上手に使っていきましょう。
よい油と悪い油。オメガ6脂肪酸との違いを知ってダイエットの効果アップ
オメガ3脂肪酸が「よい油」と言われるように、体にとって「悪い油」もあります。
それは、オメガ6脂肪酸です。
これは、加工食品やジャンクフードに多く使われる油です。調理に使う、ごま油やキャノーラオイルなども、オメガ6脂肪酸です。
オメガ6脂肪酸の怖いところは、体脂肪になりやすい性質だということです。
同じ量の油をとったとしても、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸では、体への影響が変わります。
「悪い油」を摂りすぎてしまうと、こんな影響があります。
- 体脂肪になりやすい
- 血液がドロドロに
- 体内の炎症を強くする
- 生理不順など、ホルモンバランスにも影響する
油を選ぶことで、ダイエットの効果が変わります。
よい油を積極的に摂れば、体の調子を整え、キレイで太りにくい体を作れるのです。
体に「よい油」は、オメガ3脂肪酸のほかに、オメガ9系の油であるオリーブオイルがあります。
また、ココナッツオイルも体脂肪になりにくく、酸化しにくい点からダイエット中に代用したい油としてオススメです。
オリーブオイル・ココナッツオイルは熱に強いため、「悪い油」の代用として、炒め物やパスタなど加熱料理に利用するのがよいでしょう。
オメガ3脂肪酸を摂るならこの食品!脂肪を燃やす体になる!
では、食事でオメガ3脂肪酸を摂るには、なにを食べればよいでしょう?
オメガ3脂肪酸の油は、つぎのようなものがあります。
- しそ油
- えごま油
- 亜麻仁油(あまにゆ)
- 魚油(ぎょゆ)
しそ油は、炒め物の最後に回しかけるのがよいでしょう。亜麻仁油のやさしい香りは、ドレッシングやスープに最適です。
また、オメガ3脂肪酸が多く含まれる食品は、なんといっても魚です。
さんま、さば、いわしなどの青魚や、たら、たい、かじきなどの白身魚は、オメガ3脂肪酸を多くふくむ魚の代表格です。
魚には、亜鉛・ミネラル・ビタミンB群もたくさん。魚中心の食生活にシフトすることで、代謝を助けて脂肪を燃やし、太りにくい体になるという嬉しい効果が。
オメガ3脂肪酸は、熱に弱いという特性があります。
そのため、あっさりと軽いえごま油を味噌汁や和え物にちょっとかけたり、お魚はなるべくお刺身やカルパッチョで頂くのがオススメです。
体脂肪になりにくく、食べても太りにくい「よい油」。特徴を知って、上手に取り入れていきたいですね。
DHAサプリの副作用はある?飲み過ぎはダメ?
忙しくて料理するのが難しいという人は、サプリからオメガ3脂肪酸をとるのがオススメです。
オメガ3脂肪酸をとるためのサプリでは、α-リノレン酸・EPA(エイコサペンタエン酸)・DHA(ドコサヘキサエン酸)などを配合しています。
EPAやDHAを多くふくむ魚油を、匂いや味を気にせずに手軽にとれるというメリットがあります。
健康な人が摂取する場合は、副作用の心配はありません。
ただし、妊娠中や授乳中の女性、血液凝固に影響する薬を服用している場合、魚類や甲殻類にアレルギーのある人などは、かかりつけのお医者さんに相談して検討することが大切です。
オメガ3を摂取できるおすすめサプリは、こちらです。
ドレッシングでオメガ3脂肪酸を上手に摂ってやせよう!
ささっと手軽にオメガ3脂肪酸を摂りたいときは、ドレッシングがおすすめです。
サラダに亜麻仁油と塩を回しかけたり、スープや味噌汁にしそ油やえごま油を追加するのもいいでしょう。
ただし、油は1gあたり9キロカロリーとタンパク質や糖質にくらべて高カロリーです。1日にどれくらい摂るのが適量なのか、知っておきたいところ。
厚生労働省の食事摂取基準によれば、30代の女性におけるオメガ3脂肪酸の目安摂取量は、1日1.6gです。
小さじ1杯は5g。1日に1食、小さじ1杯追加すれば、十分摂取基準を満たすことができます。
毎朝のお味噌汁に小さじ1杯のえごま油を入れることから、気軽にオメガ3脂肪酸をとれる食生活をはじめてみましょう。
まとめ オメガ3脂肪酸で脂肪を燃やして痩せる
オメガ3脂肪酸は、体に必要なよい油です。代謝を助け、脂肪を燃やすのを促進してくれます。
亜麻仁油やえごま油を使うだけでなく、魚から摂取するのもよいでしょう。魚に含まれるビタミンやミネラルが、より痩せやすい体を作ってくれます。
現代人は、お菓子やコンビニ食で悪い油を無意識に摂りすぎています。
そのため、意識してよい油を使う食生活に変えたいところ。
日頃使う油やドレッシングを変えるだけで、ダイエットに効果的です。オメガ3脂肪酸で、太りにくく脂肪を燃やしダイエットを成功させましょう!
参考URL:
総合医療情報発信サイト 大阪大学
http://www.ejim.ncgg.go.jp/pro/overseas/c03/10.html
厚生労働省 日本人の食品摂取基準 P12
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10904750-Kenkoukyoku-Gantaisakukenkouzoushinka/0000041955.pdf